ぽいずんのギャンブル依存症回復日記

ギャンブル依存症からの回復日記です(*´Д`*)2017年10月20日より脱ギャンブル。2017年10月25日より依存症病院入院。2018年1月より入院しながら復職しました。主に自分の気持ちの振り返りが多いです(*´Д`*)

心の再発

こんにちわ。

ぽいずんです。

 

久しぶりにブログを書きます。

心の整理のためです。

今日は今まで溜まっていた毒をぶちまけようと思います。

汚い言葉も多いです。

でも素直な気持ちを書こうと思っています。

 

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今日、またわたしはお仕事を休みました。

朝からとてもイライラしていて、ある物事に囚われていました。

看護師さんに相談し少し話を聞いてもらって、病院を出ました。

この時点で職場には少し遅れます、と電話を入れました。

 

ですが落ち着きません。

朝一で電話をしたスポンサーさんからコールバック。

コンビニで立ち止まり30分ほど話を聞いてもらいます。

 

その後すぐにホームの仲間からコールバック。続けて話を聞いてもらいます。

 

でも頭の中のスイッチが

怒り囚われモードから仕事モードに切り替わらないのです。

 

話してる最中から涙が止まらなくなってきました。

怒り囚われてた問題の奥底が出てきました。

わたしは悲しかったのです。

心の根底は悲しさ、でした。

 

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初めて地元のGA に繋がった時、SNSにも何度か呟きましたが、

『ほんとうにこのGA に繋がってわたしには意味があるのだろうか?』

と常に考えていました。

 

ある中間施設の仲間ばかりで、仲間が欲しくてGA に行ったのにいつも1人でした。

握手やハグで歓迎してくれることもなく、誰とも話せず、誰も話しかけて来ず、いつも1人ぼっち。

 

いつも腕を組んで寝ている人が半分以上。

テーマの提案も出ない。いつも司会が決める。読み合わせを読む人すら名乗り出ない。

司会の2人まで寝てしまい、分かち合いが進まないことも。

和室の会場では寝転んで頬杖ついて仲間の分かち合いを聞く。

寝ている人が多いので分かち合いも挙手制。言いたい人だけが15分近く話し続ける。

だいたい1回のミーティングで話す人は多くて8人くらい。

出席してる人は30人近くいるのに。

 

分かち合いしている内容は

『ある仲間が〜これこれこうで〜僕は囚われています。以上です』

他人の棚卸ししてどうする?囚われたからどうしたいの?

 

それを言われたそのある仲間が、呼応するように言った仲間に対して

『ある仲間が〜』攻撃で反論します。

あーあ、裁き合い始まった。

 

『今日、施設でエンカウンターをしてもらいました。これこれ言われて反省しました。感謝しました。以上です』

え?どう言う風に反省して、今後どうしていきたいとかは?ないの??

 

『僕は施設に繋がってから、生活が楽になって毎日楽しいです。以上です』

だから、繋がって、どう考え方が変わって、今はどうだから楽しいの?

 

その日に出たテーマもあってないようなものです。

ほとんどの方が『テーマとはそれますが〜』と話し出します。

そんなんテーマの意味なくね?フリートークじゃん!!

 

分かち合いしている内容がさっぱりわかりません。

何も持って帰れるものがないのです。

 

でもGA に通わなければ!

わたしはギャンブルがやめられない!

嫌でも通わなければ!

せめてGA に行っている時間だけはギャンブルをしないで済んでいる。

ギャンブルの話をできるのはここしかないからしょうがない。

来るしかないんだ。

 

この最中は

ほんとうにしんどかったです。

嫌で嫌でしょうがなかった。

 

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そんな中で少し居心地のいいグループを見つけます。

それが今のわたしのホームです。

 

そこにはステップを踏んだ仲間が何人かいました。

ちゃんとテーマに沿った話をし、他人の棚卸しをするのではなく、自分の話をする人が比較的多いグループでした。

 

そしてそこにいた先行く仲間に今までの愚痴を話すようになりました。

そして歩き方を教えてもらいました。

 

GA は居心地の良いグループを自分で探すこと

この地域のGA はステップを踏んでいる人が全然いないので、AAも歩くこと

女クロに通うこと

地域のGA だけでなくいろんな都市部のGA も歩いた方がいいこと

 

このグループをホームにさせてもらい、そこからはだんだんと正直な分かち合いができるようになってきました。

施設の仲間も増えてきました。

 

 

そしてAAや他の地域のGA も歩き出すようになります。

もう目からウロコがたくさんおちました。

本当のミーティングってこうなんだ。

こう言う分かち合いをするんだ。

 

自分の問題が何であるのか、どうすればよくなるのか、自分はどう生きたいのか、それを主体的に考えて、考えて、考えて、ステップという道具を使って自分は今こう生きてる、良くなりたいと願って毎日生きてる、それを分かち合うというのが本来のミーティングなんだ、と。

 

 

高慢を承知で分析しました。

 

 

自分の生き方の問題として考えないという事が、施設の仲間にとって最も大きな問題だと私は思っています。
型にはまったミーティングを延々と繰り返すのも考えないから。
やりたいことや明確な主張を持たないから、同じことを繰り返す。

同じ内容のミーティングを繰り返す。
回復の段階的に考えられない人と、考えずに流されて生活している人が混在しているから上に書いたようなことしか出来ないという場合もあります。


でも自分がそのどちらであるのかも気にしないし考えない、そういう事に興味が無い人があまりにも多い。

 

施設の強制力だけで来ている仲間たちの中で、今のわたしではモチベーションが保てませんでした。

 

そしてそのグループの質をあげよう、とかそんな有力なこともできません。

 

ミーティングに行って囚われて、嫌な思いをして帰るならもうやめよう。

このミーティングが必要な人や、段階の人が居るからこのミーティングは開けられている。でもわたしには必要ないかな?

 

だからわたしはホームグループ以外の地域のGA グループに見切りをつけました。

 

だったらAAのオープンや他の地域のGA に通い、気づきをもらった方が有意義だ、と思ったのです。

スポンサーさんもAAの先行く仲間にお願いしました。

 

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そんな経緯がこの4ヶ月にありました。

そんな中、昨日SNSでこの中間施設のプロデューサーの発言を見ました。

 

はっきり言ってカチンとしました。

まずは自分のお膝元をしっかりせえよ!

自助グループが衰退って、じゃ自分がプロデュースした施設のメンバーが作ったグループが今、どうなってんのか把握せぇよ!!

 

そして今の施設の中がどうなってるのか、スタッフが何に悩んで、他の仲間が何を苦しんでるんかわかっとんのかい!

 

繋げて終わりじゃなくて、ちゃんと責任待てや!

 

 

彼女には彼女の役割があり、発信力もありますしね、介入するのが仕事で、ギャンブル依存症を啓蒙するのも彼女がしてくれているからこそと言うのもわかる。

 

そして彼女が施設に仲間を繋げてくれたから、助かった仲間も、そしてその仲間に助けられたわたしもいる。

 

そんなのは充分わかってるんですよ。

 

でも怒りが収まらなかったのです。

 

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病院に帰って来て、いろいろ考えました。

囚われた怒りの奥底にあったのは悲しみでした。

 

わたしは辛かったのです。

あのグループを渡り歩いた日々が。

仲間を作りたくてGA に行ったのに、孤独でした。

寂しかったのです。

癒されなかったのです。

答えが見つからず、苦しかったのです。

悲しかったのです

 

 

だからそのグループを作った?その大元の彼女の発言に腹が立って仕方なかったのです。

 

そして腹が立ったのもわたしに問題があったのだと思います。

 

スポンサーさんからこのブログが転送されて来ました。

アルコール依存症で言うところの「スリップ」と「ドライドランク」について ( メンタルヘルス ) - jh3givのブログ - Yahoo!ブログ

 

ギャンブルでいうと

アブスティナンス、ギャンブルをしない生き方をすること

  • ギャンブルをしない生き方をすること
  • ギャンブルをしない考え方ができている生き方

なのですが、わたしの中できっと心のスリップが起きて居たのだと思います。

 

形の上ではクリーンは保たれているのですが(今回のことでギャンブルをしては居ないので)、本来のアブスティナンスの意味、ギャンブルをしない考え方ができる生き方、には今のわたしはなって居ないということに気がつきました。

 

(ブログの文章をわかりやすいように飲酒→ギャンブル、にしました)

ギャンブルはしていないものの、ギャンブルをしていた時と同じ心のあり方をしているのです。

ギャンブルをしていない(スリップしていない)にも関わらず、ギャンブルをしていた時のような苛立ちや、気分の落ち込み、自己中心的で攻撃的な生き方などを始めてしまっていました。
これは、実際のギャンブル(スリップ)への瀬戸際に立たされている危険な状態なのです。

 

 

原因はいろいろあると思います。

午後、主治医の先生に『このドライドランク状態から投げ出す方法を教えてください』と言ったら(しんどいので)

『僕は神様じゃ無いからなぁ、わからないよ』

『スリップして飛ばなかっただけいい、まだ大丈夫だよ』

と返されました。

 

今のわたしの心の中は

 

・ギャンブルに対する無力という基礎が薄れている。ギャンブルに関する自信が増大する(自信過剰)

・仲間の体験談が 白々しく感じられて来る

・自我が肥大

・万能感

・コントロール欲求の強まり

・他罰的な心のあり方

自己憐憫と恐れ

・無意識のギャンブル欲求をマスキングしている抑うつ状態

 

まさにこの真っ只中です。ギャンブルをしていた時と同じです。

 

恨み、不正直、批判、自己憐憫、不寛容、ジェラシー、怒り、恐れ。。。

 

 

今のわたしはなぜ自分が心のスリップ状態になっているのかわかりません。

そしてどうすればいいのかもわかりません。

わたしにできるのは

『ああこういう感情が起きているのだなぁ。起きてしまったなぁ』

と受け入れることしかできません。

 

そして委ねて答えを待つしかできません。

 

スポンサーさんに一つの方法を教えてもらいました。

ゴッドボックス

 

神秘的な箱、大切な願いを託す、神に委ねたい思いを託す特別な箱。

神さまと繋がる大事な箱。

 

自分では手放せない、整理できない思いを小さな紙に書きます。

それを蓋の開かない貯金箱(100均とかにも売ってるやつ)にそっと入れます。

もう自分では缶切りで開けない限りあきません。

 

そして神にゆだねます。

『わたしはこの気持ちを神にゆだねます。そして心から手放します。』

 

そうお祈りすることにします。

 

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今回の彼女の発言も

地域のGA のことも

わたしにはどうすることもできません。

怒りや囚われを自分でコントロールすることもできません。

 

なので手放します。

 

彼女がわたしの回復になにかしてくれるわけでもなく、地域のGA の問題もわたしが怒ったからといって、わたしの回復に繋がるものではない。

逆に邪魔なもの。

 

だから手放します。

 

そして今、自分に起きている心のスリップをどうにかしてください、と神にお祈りします。

 

それしかできないや。。。。

 

長文になってすみません。

 

 

ぽいずん